ラッパーの般若が、自身も出演したヒップホップ系野外フェス「NAMIMONOGATARI 2021」の騒動を受け、音声ブログで「ちゃんとやって欲しかった」と主催者に対する思いなどを明かした。

般若は31日、公式サイトの音声ブログを更新。「行ったらあんなんだった 実際パンパンだった」と始まるラップで、同フェスの騒動に言及した。

緊急事態宣言が発令される中での開催となったことから、般若は出演前から観客をあおったり歌わせたりせず、物販も行わないと決めて臨んだという。しかし、会場では多くの観客が密集。一部の観客はノーマスクで大声を出したり、また、酒類が販売されている光景を目の当たりにし、「呼ばれたから行っただけ ノーマスク密に酒 アーティストつるしあげ 俺はラップで言うしかねえ」「いらねぇよギャラ 上、ちゃんとやって欲しかったっていうのが本音だわ」「あんなんってわかってたらそもそも行ってねぇし」とラップで思いを吐露した。

また、最後に「観たかったよ明日、横浜アリーナ」と、ヒップホップグループ「BAD HOP」が同フェスに出演した影響で9月1、2日に横浜アリーナで予定していた公演を延期したことにも言及した。