シンガー・ソングライター秦基博(40)の代表曲「ひまわりの約束」(14年)のストリーミング累計総再生回数が1億回を突破し、スペシャルリリックビデオが制作されたことが9日、分かった。同ビデオにはドラえもんとのび太も登場し、“再共演”が実現した。

同曲は、14年公開の映画「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌で、映画のヒットとともに老若男女に広がり、年間カラオケ総合ランキングで1位に輝くなど、秦にとっても代表曲となった。ストリーミングサービスは、CD発売から3年後の17年に配信がスタートし、このほど1億回再生を突破した。

突破を記念して今回制作されたのは「ひまわりの約束 スペシャルリリックビデオ(コエカタマリン Ver.)」。同映画の八木竜一監督が制作し、3DCGのドラえもんやのび太が登場。声を出すとその言葉が固まって具現化される「コエカタマリン」や「ポップ地下室」などのひみつ道具も登場する。八木監督は「老若男女、誰もが分かる言葉を使いながら、どこにもない歌になって僕らの胸に刺さってきます。今回、リリックビデオを作りながら、当時、秦さんが歌詞を一文字レベルまで気を使い、何度も直していたのを思い出しました」と、こだわりの作品に仕上がった。

秦は「たくさん聞いてくれてありがとうございます! これからも皆さんの日々に寄り添う歌でありますように!」とコメントしている。

リリックビデオは、10日午後8時に秦のYouTube公式チャンネルでプレミア公開される。