18日に放送された俳優窪田正孝(33)主演のフジテレビ系連続ドラマ「ラジエーションハウス2~放射線科の診断レポート~」(月曜午後9時)の第3話の世帯平均視聴率が10・8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが19日、分かった。前回の9・8%より1ポイントアップした。初回から11・3%、9・8%だった。

個人視聴率は6・5%だった。

19年4月期のシリーズ第1弾「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」の第2弾。

第1弾から2年後、米国でのプロジェクトが一段落した天才放射線技師の五十嵐唯織(窪田)は、日本に帰国して甘春総合病院に復帰する。だが、新院長の灰島将人(高嶋政宏)の合理化の方針で、ラジエーションハウスの規模は縮小。黒羽たまき(山口紗弥加)、軒下吾郎(浜野謙太)、威能圭(丸山智己)、悠木倫(矢野聖人)は、それぞれ別の病院などに転職していた。唯織の幼なじみの放射線科医・甘春杏(本田翼)も病院を去り、放射線技師長の小野寺俊夫(遠藤憲一)や放射線技師の広野裕乃(広瀬アリス)、田中福男(八嶋智人)が立て直しに奮闘してた。だが、唯織の帰還に触発されたメンバーたちがラジエーションハウスに復帰。杏も戻った。

第3話で、唯織は、整形外科医の辻村駿太郎(鈴木伸之)が杏を美術館デートに誘ったと知り、動揺していた。唯織の前にやってきた辻村は、杏に思いを伝えたことを明かすと「僕の方が1歩リードです」と告げる。

同じ頃、軒下は、マッチングアプリで知り合った女性からデートの約束をすっぽかされて荒れていた。その日、軒下は、右足にギプスをはめた入院患者・荒井和真のエックス線検査をする。

その際、和真に付き添っていた幼なじみの宮本すみれ(堀田真由)が、軒下のIDを見て、声をかけてきた。軒下とのデートをすっぽかした女性とは、すみれだったのだ。すみれは、和真がスケートボードの練習中に転倒してケガをしたと聞き、病院まで付き添ったせいでデートに行けなかったことを軒下にわびると、「早くお会いしたいと思っていた」と偶然の出会いを喜んだ。事情を知り、すっかりご機嫌になる軒下。すみれは、「埋め合わせがしたい」と言って軒下をデートに誘う。

そんな折、唯織は、すみれが和真と別の入院患者を見間違える場面に出くわす。するとそのとき、近くにいた外来患者の丸井耕吉(温水洋一)が激しくせき込んで倒れた。唯織たちは、ただちに丸井のエックス線検査を行うが、喫煙歴50年という丸井の右下肺には腫瘤(しゅりゅう)影が見られた。