ハロー!プロジェクトのアイドルグループ、つばきファクトリーが18日、東京・日本武道館で、コンサート「CAMELLIA~日本武道館スッペシャル~」を開催した。

グループ単独としては初の武道館公演。リーダーの山岸理子(22)は「目標だった単独での日本武道館のステージに立てたことを心から感謝します」と感慨深そうに話し、「今日は(結成から)6年分の思いの全てをこのステージで表現したいと思いますので、最後まで大きな拍手と手拍子で楽しんで下さい」と呼び掛けた。秋山眞緒(19)も「今日は私たちの歌やダンスで、みなさんの心をつかみます!」と盛り上げた。

7月に新メンバー河西結心(ゆうみ=18)八木栞(18)福田真琳(まりん=17)豫風瑠乃(よふう・るの=13)が加入し、12人体制となってから初ステージ。

谷本安美(21)は「新体制になった12人で、みなさんを魅了したいと思います」と話した。

公演では、11月17日にトリプルA面でリリースされるシングル「涙のヒロイン降板劇/ガラクタDIAMOND/約束・連絡・記念日」を含む全19曲を熱唱し、約6000人の観客を魅了した。

最後のMCで、岸本ゆめの(21)は「この日本武道館に、私たちメンバーだけでは絶対に来ることができませんでした。今日、私たちが皆さんをここに連れてきたんじゃなくて。連れてきてもらったのでもなく、皆さんと私たちで一緒に来られた、そんな気がしています。ぜひ、これからも一緒に私たちと良い景色、見に行きましょう!」。

新沼希空(21)は「ずっと夢だったステージ。みなさんとかなえることができて、私にとって一生の宝物になりました。私たちの勢いはまだまだ止まりません!」と誓った。

小野田紗栞(19)は「まさかこのタイミングで武道館に立つことができるとは思っていなかったのでビックリしています」とコロナ禍での悲願達成を喜んだ。小野瑞歩(21)は「これからもこの幸せを皆さんと一緒に共有できるようにがんばりたい!」。浅倉樹々(21)は「ずっと夢みてきた日本武道館、12人体制になって初めてのパフォーマンスをした今日、大きな2つの試練とともに、つばきファクトリーはまた1つ前に進めたと思います」と手応えを口にした。