NHKは21日、11月1日スタートの次期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の語りを、俳優城田優(35)が担当すると発表した。

ラジオ英語講座と歩んだ3世代ヒロイン(上白石萌音、深津絵里、川栄李奈)のファミリーストーリー。

英語講座を題材にしており、本編では英語と日本語を織り交ぜた語りが披露されるという。城田は「ナレーションは、物語の世界観を作り上げる大切なものだと思っています。その重要な役割を任せていただけてとてもうれしいですし、光栄に思います」とコメント。「今回、誰も見ていない状態のドラマを先に見られるすてきな席に座らせてもらっていますが、まだ音も入っていない仮の状態で何滴涙を流したかと思うほどすてきなお話です。物語の雰囲気を壊さないように注意しながら、作品そのものをすごく楽しんでいます」と話している。

制作統括の堀之内礼二郎氏は、城田の起用理由を「日本語でも英語でも、時にわかりやすく情報を伝え、時にヒロインに寄り添って心情を伝えられるような表現力を持つ方を考え、城田優さんにお願いしました」と説明。また「英語が堪能な城田さんですが、元から話すことができたのではなく、後からご自分でしっかり勉強して身に付けられたものだそうです。城田さんが話す美しい言葉の響きが、英語を学ぶ多くの方々の勇気ややる気につながって欲しいと願っています」としている。