お笑いコンビ、はんにゃの金田哲(35)が22日、京都市内で行われた公開中の映画「燃えよ剣」(原田真人監督)の舞台あいさつに登壇した。

累計発行部数500万部を超える司馬遼太郎氏の同名小説の映画化。V6の岡田准一(40)が新選組副長・土方歳三を演じた。剣道三段の金田は新選組八番隊組長の藤堂平助役。殺陣指導も兼ねる岡田に本物の剣の振り方などを教わったという金田は「岡田さんには体や足の使い方、そして本当に人を斬るための幕末の剣の使い方を教えていただきました。岡田さんが本気で腰を入れて木刀をふったときに、木刀が粉々になったんです。たまたまこの木刀が古いのかなと思ったけど、2度、3度やっても粉々になるんです。達人の域で驚きました」と振り返った。

撮影の休みの日に「夜の京都へパトロール」に出かけ、ガールズバーで楽しんだことを翌朝、近藤勇役の鈴木亮平(38)に打ち明けると、しばらくすると「正面から岡田さんが歩いて来て『藤堂さん、局中法度により切腹です。撮影中にガールズバーに行くべからず』と伝えられました」と厳命が下ったという。

その場にいた沖田総司役のHey! Say! JUMP、山田涼介(28)からは「潔く、いっちゃってください」と追い打ちをかけられた。

この日、初めてガールズバーのことを聞いた原田眞人監督は「それは切腹どころかズタズタにしますね」と話すと、金田はたじたじになっていた。