GENERATIONS片寄涼太(27)が29日、東京・赤城神社で初の著書「ラウンドトリップ 往復書簡」(新潮社)発売記念の取材会を行った。

デビュー前から片寄を知り、グループの「涙」「太陽も月も」など楽曲も手掛ける作詞家小竹正人氏との“往復書簡”連載をまとめたもの。「最初は言葉が出てくるのも時間がかかりましたが、だんだん出てくるようになって、『まえがき』もあっという間に書けるようになったり、楽しさも感じられるようになりました」と笑顔を見せた。

この日が発売日で、メンバーにもグループLINEで報告したという。同じボーカルの数原龍友(28)からは「まだモテる気かよ!」とメッセージがあったといい「返しは期待していないと思いますが…。まず、おめでとうではないのかと」と笑わせた。

もっとも同書でも、恋愛観や結婚観についてもつづっており「小竹さんとの話の中で生まれたものもありましたけど、願望を隠したいわけではなかったので、お話しできてよかったです」。さらに「(同所につづっている)しれっと恋愛するタイプ?」と聞かれると「皆さん、しれっと恋愛しないですか?」と逆質問していた。

今後についても「書くこと自体も嫌いじゃないと気付かされたので…。フィクションなのかノンフィクションなのか分からないような作品を作ったり、作家の方と“往復小説”とかできてもおもしろそうと、妄想しております」。取材陣からは「(片寄も)作家ですね。いずれ賞も?」と振られると「やめてください!(笑い)。ハードル上がっちゃうだけなので…」と苦笑いしていた。