10月31日に放送された各局の衆院選特番の世帯平均視聴率が1日、ビデオリサーチの調べで分かった。

最も高かったのはNHK総合で放送された「衆院選開票速報2021」(午後7時55分)で、午後7時55分から同9時までの放送枠で17・7%を記録した。個人全体は10・8%だった。報道番組「NHKニュース7」に出演する瀧川剛史アナ、上原光紀アナらがキャスターを務めた。

民放トップは日本テレビ系の「zero選挙」(午後7時58分)で、午後7時58分からの第1部で10・8%だった。個人全体は7・0%。報道番組「news zero」でコンビを組む有働由美子、嵐櫻井翔のコンビで放送した。

テレビ朝日系は「選挙ステーション2021」(午後7時58分)を編成し、午後7時58分からの第1部で7・2%を記録。個人全体は4・1%だった。10月から報道番組「報道ステーション」の新キャスターに就任した元NHKの大越健介氏、情報番組「大下容子ワイド!スクランブル」の大下容子アナが進行した。

TBS系は「選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ」(午後7時57分)と題し、選挙特番初挑戦となる爆笑問題太田光をスペシャルMCに据えた。午後7時58分からの第1部で6・2%、個人全体は3・7%だった。「news23」の小川彩佳、「Nスタ」の井上貴博アナ、ホラン千秋、「ゴゴスマ」の石井亮次も出演した。

テレビ東京系はジャーナリスト池上彰氏の忖度(そんたく)ない姿勢が“池上無双”と呼ばれ人気の選挙特番「池上彰の総選挙ライブ」(午後7時50分)を放送し、午後8時からの第2部で7・6%、個人全体は4・5%だった。同局大江麻理子キャスターが池上氏の相棒を務めた。

フジテレビ系は「Live選挙サンデー」(午後7時58分)を放送し、午後9時からの第2部で7・6%、個人全体で4・6%を記録。報道番組「Mr.サンデー」の宮根誠司と、「Live News イット!」の加藤綾子がメインキャスターを務めた。

(数字はいずれも関東地区、速報値)