東映は1日、元同社社長の高岩淡(たかいわ・たん)さんが10月28日午後2時23分、肺炎のため京都市内の病院で亡くなったと発表した。90歳。葬儀は家族葬として既に執り行った。後日、お別れの会を予定している。

高岩さんが54年に東映に入社後、配属された京都撮影所で親交のあった、富司純子が東映を通じ、追悼のコメントを発表した。

「九州男児で器の大きい方でした。ロケに行っても、スタッフや俳優の事を一番に考えてくださって、17歳でデビューして26歳まで東映京都撮影所でお仕事をさせていただき、お世話になり、とても幸せでした。生意気にも『淡ちゃん』と呼ばせていただき、『純子ちゃん』とかわいがっていただきました。笑顔が忘れられません。どうぞ、安らかにお眠りください」