タレントのヒロミ(56)が10日、都内で工機ホールディングスジャパンの電動工具ブランド、HiKOKI(ハイコーキ)のCCO(チーフ・コミュニケーション・オフィサー)就任会見に出席した。

吉田智彦社長から、特大サイズと実用サイズのCCOの名刺を手渡されると、ヒロミは「ちょっと驚きました。でも多分、芸能界で一番電動工具を使っていると思います。重みを感じますね。皆さんに使っていただけるように広めていきます」。妻の松本伊代(56)からは「『よかったね~』と言われました。家で一日中、DIYとかやっているので、それが(仕事に)つながって喜んでいました」と話した。

電動ノコギリを使った木製のテープカット。「切れ味抜群ですね。ちょっと緊張してしまいました。こんなに見られて切ることないので」。電動工具一式がそろったワゴン車「ヒロミ号」をプレゼントされると「こんなうれしいことはないね。これから、これを本業としてやっていこうかな」と笑顔を見せた。

実家が工務店で、父親が大工だったヒロミは「子供の頃から職人さんが周りにいた。自分は、その道に進まなかったけど、DIYとかをやるようになった。職人さんのすごさとか、電動工具でいろいろな事ができることを伝えていきたい」と話した。

その後、吉田社長とトークショーを行って「会議にも出してほしいくらい。職人さんが、若い人の憧れの職業になるように、僕の現場の友達からも意見を吸い上げて、社長にも伝えていきます。工事現場でも、通りかかるとジロジロ見ちゃう。多分、工事現場で立ち止まる芸能人なんて、俺くらい(笑い)」と話した。

お気に入りの工具について、ヒロミは「やっぱりインパクトドライバーですね。とにかく使って欲しい」。HiKOKIについては「工具のことを真面目に考えている。職人さんのことも考えている。替えにくいものだけど、使ってもらえば分かると思う」と話した。