活動を無期限で休止していたバンド「ALI」が18日、活動再開を公式サイトで発表した。

所属事務所は「弊社所属バンドALIは元メンバーが起訴されて以来、半年間活動を休止しておりましたが、本日、2021年11月18日より活動を再開させることをご報告いたします」とした。

リーダーのLEOは活動休止期間について「ただの一瞬でもALIを、音楽を、人生のうちから辞めようとは僕は思わず、恥にまみれようと、永遠に贖罪の日々であろうと、決して諦めずに、いつか皆様に、少しでも音楽を届けられる日が来るまではと足掻いて、あらゆる感情、景色を少しでも活かせるように、全てをALIの為にと自分なりに大切に生きてまいりました」と振り返り、ファンや関係者に謝罪した。

続けて「どんなに美しい未来が来ても、絶対に忘れてはいけない過去として僕は背負っていきます。一生後ろ指を指されても仕方がありません。誰かに死ぬほど憎まれていても仕方ありません」とした上で、「それでも、音楽を、ALIをやらせていただきたいです。僕が、ALIが一生罪人扱いされても、音楽はこの世の何よりも美しく、世界は美しく、人生は生きる価値がある素晴らしきモノだと、僕は死ぬまで音楽を通して描き、叫び続けたいんです。ごめんなさい。自分勝手なことばかりですが、また精一杯ALIを、頑張らせていただきたいと思います」とコメントした。

同バンドは今年5月、当時ドラムを担当していたメンバーが還付金詐欺の被害金を引き出したなどとして電子計算機使用詐欺と窃盗の疑いで逮捕、起訴されたことを受け、無期限での活動休止を発表していた。