元宝塚歌劇団月組トップ龍真咲(りゅう・まさき)が25日、大阪市内で、「はるかそよかの音楽に恋してmeets龍真咲~クラッシックから宝塚歌劇ナンバーまで」(来年2月19日、大阪・サンケイホールブリーゼ)取材会に臨んだ。

龍は今年、宝塚歌劇団での初舞台から20周年の節目だった。

「この巡り合わせに感謝して、与えていただいた機会を大切にしたい。ひと味ちがったクラシックコンサートがキャッチフレーズなので、うまくつくっていきたいなと思っております」

きっかけは、9月に大阪府箕面市で行われたコンサートで、チェリストの林はるかとピアニストで作曲家の林そよかのコンサートを観劇したことだった。

「はるかさん、そよかさんのコンサートを拝見した時に、歌いたいとふつふつと沸いてきた。解き放たれた気持ちでシンプルに歌いたい。今だ」

こう考え、思いついたといい、実現した。

2部構成で、2部は龍がセレクトした「珠玉の5曲」が披露される予定だ。楽曲はまだ秘密とし、龍は「数曲に絞るのがかなり、苦戦しました」と明かした。

19年に結婚後は、日本とモナコを行き来する生活を送っているが、もともとは東大阪市の出身。龍は「関西弁落ち着きますね。やっぱり日本ええわ」と笑いながら話した。