元KAT-TUN田中聖(36)が25日、YouTubeチャンネルを更新。ABEMAで行われたRIZINフェザー級の朝倉未来(29=トライフォース赤坂)とのファイト企画「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」をけがのため辞退したことなどについて事情を説明した。

田中は冒頭、「今回、沢山の方にご心配、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ありませんでした」と頭を下げて謝罪し、「頚部捻挫」「右第9肋骨骨折」と記載された医師の診断書を公開。11月7日に骨折し、同10日に診断された時点でドクターストップがかかり、ABEMA側と相談していたという。「ギリギリまで調整した結果、骨折が悪化してしまい、当日という土壇場の発表になってしまいました」と経緯を説明した。

「初めからやる気がなかったのでは」と疑う声もあったとし、「僕自身、朴光哲さんという素晴らしいファイターの方に週3日教わっていたんですけど、そこまでして応募して、わざわざ骨折してまで最初から荒す気はなかったことをご理解ください」とした。

また、試合当日に自身のバンドのライブが予定されていたことで“ダブルブッキング”を批判する声もあったというが、ファイト企画の延期日程が決まるより先にライブ予定が入っていたといい、日程の変更ができなかったことから、ライブ終了後に会場に向かう手はずになっていたと説明した。

「自分に対する賛否両論があることももちろん理解しております。厳しい声も真摯に受け止めていくつもりです」と田中。「朝倉選手にどういう伝わり方をしているか自分自身もわからない状態。今、年末の試合に向けて調整をしていると思うので、時期をみてきちんと朝倉選手にも謝罪をさせていただこうと思っております。その上で、許されるのであれば、何らかの形でまた挑戦させていただけるかということもお話させていただこうと思っております」とした。