19年に口腔(こうくう)がんと食道がんの手術を受けたタレント堀ちえみ(54)が26日、ブログを更新。一部から「詐病」だとするクレームが仕事先などに寄せられているとし、警察や弁護士などに相談していることを明かした。

堀は「なんだか未だに、私のことをステージ4の舌がんは嘘だと、仕事先にわざわざ抗議して、クレームを入れる人がいるらしいですね」と書き出し、「私自身は言われることには慣れてしまい、そのことにより傷つくことは、もうなくなりました。最初は大変落ち込み、生きてしまったことへの、罪悪感でいっぱいになりましたけど。生き残りの惨めなヤツなんだと」とつづった。

「ステージを誤魔化すなら、いい方に誤魔化したかった。でも誤魔化したら、すぐバレる範囲の切除だし、リンパ転移も含めて嘘はつきたくない」と堀。「そして何よりも公表する大きな理由。私みたいな状態にまで放置しないで、早期発見の大切さを伝えていこうと決めたからです」と説明した。

続けて「仕事で出会う歯科医師の方々は、一目瞭然で、私の病状のことも把握されており、その詐病のことに激怒されている方も、たくさんいらっしゃいました。仕事関係者の方々も、お友だちもそうです。私や家族のことを守ってくださっている、刑事課の担当の方も弁護士さんも、現在動いてくださってます。侮辱罪や業務妨害というものに、該当するそうです」とし、「もうそろそろやめにしませんか?私もわざわざこんな負のブログは、書きたくないですから…」と呼びかけた。