2日に放送された沢口靖子主演のテレビ朝日系連続ドラマ「科捜研の女」(毎週木曜午後8時)第7話の世帯平均視聴率が9・8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが3日、分かった。個人視聴率は5・3%。

初回は12・8%、第2話は10・7%、第3話は10・0%、第4話は、9・9%、第5話は10・3%、第6話は9・2%だった(いずれも世帯平均視聴率)。

京都府警科学捜査研究所、通称・科捜研の法医研究員・榊マリコ(沢口)が専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く人気シリーズ。21シーズン目に突入し、現行連ドラとして最多シリーズ記録を更新した。

人気男性アイドルグループの追加メンバーを決めるオーディションの合宿場で、参加者の豊原輝(清水学)が額から血を流して死んでいるのが見つかった。臨場したマリコは、被害者の口元にピンク色の繊維が数本、付着していることに気づく。また、遺体の付近には三角すいの形をした、謎のプラスチック片が転がっていた。

グループのプロデューサー・サニー(斉藤陽一郎)によると、このオーディション合宿に参加していたのは、輝を含め7人。すさんだ生き方を改めようと一念発起した最年長の努力家・松永大我(佐野岳)や、元子役でリーダーシップもある大橋剣人(松島庄汰)、すぐに涙を流す泣き虫の西尾ユズキ(川野快晴)など個性あふれるメンバーばかりだったが、防犯カメラの映像を確認した結果、事件発生後、誰も合宿所を出入りしていないことがわかる。土門薫刑事(内藤剛志)は全員、合宿所にとどまるよう指示する。