俳優瀬戸利樹(26)が3日、東京・明治座で、この日開幕する主演舞台「MOTHERLAND」(12日まで)の初日会見に出席した。

のちに秦の始皇帝となる贏政(えいせい)を側で支えた天才軍師・昌平君(しょうへいくん)の物語。

瀬戸は昌平君を演じる。稽古では共演者の演技に刺激を受け「ほかの役者さんのお芝居を見られたことで、モチベーションにつながった。作品に対する愛も強くなった」。作・演出の西田大輔氏と対話を重ね「昌平君を丁寧に作れたと思う」と自信を見せた。

瀬戸は「改めてお芝居が大好きだと思った。僕らの舞台上での必死な姿を見てもらえたら」と語った。

作品の内容にちなみ、会見で「愛してやまないもの」を聞かれると、瀬戸は「ゲームですね」と回答。稽古で多忙となっても「少しの時間でもリフレッシュにつながる。15分でも起動してました」と“ゲーム愛”を明かした。共演の元乃木坂46伊藤純奈(23)は、今年6月に同グループを卒業。「グループの仲間たちは9、10年の付き合い。仲間の大切さを身に染みて感じているので、メンバーしかり、周りにいる人たちは愛してやまないです」と話した。

大の甘党として知られる的場浩司(52)は、この質問に「家族とお芝居とスイーツです。このためなら命賭けられます」と答えて笑いを誘った。

仲田博喜、松田凌、凰稀かなめ、西田氏も登壇。

大阪・森ノ宮ピロティホール(18、19日)でも上演する。