俳優猪塚健太(35)が4日、都内で、初のパーソナルブック「Special Thanks」の取材会を行った。

さまざまな表情や姿を切り取った写真や、幼少時から現在までの半生を振り返るロングインタビュー、猪塚を語る上で欠かせない人物とのスペシャル対談などが盛り込まれた。

タイトルについて「35年間生きてきて、15年間役者という仕事を支えていただいて、周りの人のおかげだなって伝えたくて。ただのありがとうではなく、一緒にやってきたんだよっていう意味を込めて、『スペシャル』を付けさせていただきました」と明かし、「一方的ではなく、みなさんと一緒に頑張っていますっていうので気に入っています」と話した。

幼少期の写真を探しに、2年ぶりに実家のある愛知県に帰省した。父親は、日頃から周囲に息子を自慢しているといい、その時に「自分も昔はかっこよかった」とアピールするが、周囲は信じてくれないという。そのため「父の若かりし頃の写真を、どうしてもこの本に入れたくて(笑い)。『イケメンでしょ!』と。父もこの本を見せながら自慢できるので、ちょっと親孝行できるのかな」と笑いながら明かした。

イベントの終盤では、俳優デビュー15周年を祝福する花束が、サプライズでプレゼントされた。