タレントあのん(22)が11日に「2022年カレンダー」(10月30日販売開始)の発売イベントを行う。グラビアとして雑誌などで活躍する中、3月には2020年シーズンの最も活躍した人に贈られる「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー20-21」を受賞。勢いに乗るあのんが、このほど日刊スポーツのインタビューに応じ、芸能界入りの経緯や今後の目標などを語った。

あのん、競馬始めはアーモンドアイに「単勝10万円」>

大阪府出身で、両親は日本人と中国人。19年にレースクイーンデビューした。他にもアイドル活動や、Fカップのバストを武器に、グラビアなど幅広く活動している。芸歴3年目だが、芸能界入りのきっかけは、地元大阪でのスカウトだった。

「大阪に帰省していた時に、橋で声を掛けていただきました。その時は普通に怖かったんですよ。田舎出身で、芸能界にはもちろん関わりがなくて『いや、ダメダメ』と思ったんですけど…。東京に帰ってきて電話を1回して、事務所に相談しに行って。レースクイーンをやってみたいというのと、『地元の友達にばれるくらい有名になりたい』って言いました(笑い)。そしたら『いいじゃん! やろう!』って言っていただいて、入りました」

やりたかったレースクイーン。「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー20-21」の他、「日本レースクイーン大賞新人部門」でもグランプリを受賞するなど、楽しみながら活躍している。

「車が好きというよりも、車の雑誌を見た時にレースクイーンを見て、『この服が着たい!』と思ったのが始まりでした。その後、モーターショーで車を見て好きになって。じゃあ服も着られて、車にも関われて、『これは絶対やる!』ってなりました(笑い)。今もレースを広めたいっていう気持ちが一番大きいですね」

同賞受賞と同時に、週刊プレイボーイ賞も受賞。グラビアにも挑戦した。

「あんまり水着にならない生活しているし、水着になってもビキニ系じゃなくて、全部隠したり、上に羽織るものを着ていました。あんまり見せたくないっていうのがあって、1回目は抵抗があったんですけど、2回目から解放してしまって、もう『全部脱ぐよ!』くらいの気持ちでやっています(笑い)」

グラビアでも絶大な人気を誇るが、食事制限はあまりしていないという。太りにくい体質の上、気付いたら食事を取らないで終わってしまう日もあるという。

「食事をあんまり食べない人なんです。でも、ムチムチな女性がすごい好きで。できるだけムチムチになりたいって思っていて、頑張って1日4食食べたり。胸も、いまだに『大きくしよう、大きくしよう』って、ご飯めちゃくちゃ食べたり、そのために太ろうって。豆乳を飲んだり、小さい魚を食べたりしています」

休みの日は、趣味である競馬か釣りに行き、アクティブに過ごすという。

「本当に友達いないんです! 本当に少なくて、基本1人行動ですね。釣りに行くときには、自分にミッションを与えるんです。『今日釣れたものしか食べません』って。だから何時間でも粘るんですよ(笑い)。釣りのおかげで魚のさばき方を覚えて、料理も覚えて。今は船に乗って釣りをしてみたいですね」

どんなに釣りや仕事で疲れても、メークを落として寝ることを心がけているという。目標の人物は池田エライザ(25)。今後の目標を聞くと、「10億円をもらったら…」と突拍子もない話を始めた。

「仕事するときに思うのは、もし宝くじで10億円が当たった後でも、その仕事をやりたいと思うかどうか。やるんだったら本当に好き、やらないんだったら好きじゃないって(笑い)。そう考えた時に、女優のお仕事は『100億円もらってもやりたい』ってなるんです。最近、演技のワークショップを受けているんですけど、その時に褒めてくださることも増えてきました。なので今後は、女優一本でいきたいなって思っています。戦隊ものもすごい好きで、変身したいです!」【佐藤勝亮】