NEWS元メンバーの手越祐也(34)が、初ソロアルバム「NEW FRONTIER」を22日に発売し、来年1月から初の全国ツアーを開催する。自らプロデュースしたアルバムは「新しい音楽の理想郷を求めたい」との思いを込めており、コンサートは東日本大震災の被災地でもある仙台を皮切りに、全国7都市で繰り広げられる。

手越は今年6月、フォーライフからのメジャーデビューを発表した。その後、7月から6カ月連続でデジタルシングルをリリース。同社によると「毎回コンセプトの違う楽曲で『6人の手越祐也』を表現してみせた。さらにMVだけでなくコラボ動画、ダンス動画、イラスト動画などが矢継ぎ早に公開され、話題には事欠かなかった」という。

その集大成として発売されるのが「NEW FRONTIER」で、未公開の6曲も含まれている。(全12曲収録)。作家陣も海外からはノルウェーやLAの新進気鋭のCo-writeチームをはじめ「Bad Day」の世界的ヒットで有名なダニエルパウターらが名を連ねる。さらに、MISIAの「everything」も手掛けた松本俊明氏やAdoの楽曲でも話題のボカロPのすりぃ氏、才能豊かな新人作家まで多種精鋭の強力な布陣だ。フォーライフの制作担当者は「新境地新開拓のニューフロンティアとなっています。また、アルバムジャケットについても撮影はビヨンセやレディガガも撮影した下村一善氏を起用しました。タイトルにふさわしい壮大で荘厳なビジュアルが光を放っています」と説明した。

12の輝きを放つアルバムに仕上げたそうで「どの曲を聴いても、どこを切り取っても『エンターテイナー手越祐也』になっている」と手越も自信を深めている。その上で「新しい音楽の理想郷を求めて、その開拓者になるために1人でも多くの人に聴いてもらえるように頑張りたい」と意欲をみせる。

手越は、東日本大震災以降、たびたび被災地を訪れ支援活動を行ってきた。福島では復興再生イベント「福魂祭」に参加したほか、陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園で開かれた「三陸復興祈念ガラコンサート(幸せ出ずる国いわて実行委員会など主催)」にも出演しパフォーマンスを披露。手越は「風化は絶対にあってはならない」と強い口調で復興を応援する姿勢を示していた。

25日には東京・六本木のビルボードライブ東京でファンクラブ限定のスペシャルライブも予定している。

 

 

◆手越祐也 LIVE TOUR 2022 NEW FRONTIER

▼1月29日 東京エレクトロンホール宮城(宮城県)

▼2月6日 名古屋国際会議場センチュリーホール(愛知県)

▼10日 福岡サンパレス ホテル&ホール(福岡県)

▼13日 札幌カナモトホール(北海道)

▼19日 よこすか芸術劇場(神奈川県)

▼24日 オリックス劇場(大阪府)

▼25日 オリックス劇場

▼3月3日 LINE CUBE SHIBUYA(東京都)