女芸人ナンバーワンを決める「女芸人NO.1決定戦 THE W 2021」の決勝が13日に行われ、ヒコロヒーがBブロックの登場初戦で敗退した。

ヒコロヒーはテレビ朝日系「キョコロヒー」(水曜0時15分)をもつなど、今年大ブレーク。「THE W」では「ミュージシャンを志す息子に説教する母親」のネタを披露したが、勝ち上がっていたお笑いコンビ、天才ピアニストとの暫定1位争いに0-7で敗れた。

今回から新設されたデータ放送による国民投票枠で選ばれれば、最終決戦に進む可能性は残している。

敗れはしたが、審査員のアンガールズ田中卓志は「苦労したお母さんっていうはまり役。すごくいいし、この設定を選んでいるところがすごくいい」と絶賛した。

ヒコロヒーは「えらいもんで緊張しました。完全に『パンク』って言わなあかんとこ『ポンク』って言ってました。情けないほんまに。いやだー」と悔しがった。

決勝には10組が進出しており、決勝では5組ずつ2ブロックに分け、7人の審査員の判定で1ネタ終えるごとに各組の暫定1位を決定。各ブロックの暫定1位2組と、国民投票枠で選ばれた1組を加えた計3組で最終決戦を行い、優勝者を決める。

Aブロックはお笑いコンビ、オダウエダが1位を獲得し、最終決戦に進出した。

◆ヒコロヒー 1989年(平1)10月15日、愛媛県出身。芸歴11年目。松竹芸能所属。THE Wには5度目の出場。4年連続で準決勝で涙をのんでいたが、今回で決勝初進出。