永野芽郁(22)が16日、都内で行われた第46回報知映画賞表彰式で「事務所に入った頃、自分が映画で賞を取るような人間になると思えなくて…果たして、いつまでこの仕事を続けられるんだろうと思っていた」と、涙で主演女優賞受賞の喜びを語った。

この日は受賞対象作「そして、バトンは渡された」で義理の親子を演じた、田中圭(37)が祝福に駆けつけた。永野は「父親が来てくれて感動して泣きました。いつも現場で先頭を走ってくださる先輩がたくさんいて、今まで、すごい救われて、ここまでなんとかやってこられたと思っています」と涙が止まらなかった。田中は「役に対する考え方、現場のいかた…すごいものを見ていた。(受賞は)やっぱりなと思った」とたたえた。

永野は「これから『職業は何してるの?』って聞かれたら、女優さんやってますと言えるような、自分の中で自分に自信を誇れるような賞を頂けたこと、うれしく思います」と感謝した。