千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」が20日、都内で行われた、クレーンゲームアプリ「トレバ」の新CM発表会に出席した。来年元日から放送される新CMに出演する。 

トラ模様のメークをして「シャー!シャー!」と叫びながら登場した。「ふなっしーじゃないなっしー、『とらっしー』なっしー! シャー!」とあいさつした。「来年干支(えと)なんでね。とら年なんで。元気よく、とらになりました。どうも入り時間が早いと思ったなっしー」と明かして、笑いを誘った。

来年2022年は特別な年だという。「ふなっしー、地上降臨から10周年なっしー。なしの中に10年」と明かし、「コロナでイベントコロナで減ってしまったけど、最近ようやく落ち着いてきたし、来年はイベント増やして、みんなと会いたいなって思っているなっしー。来年はみんなに会うなっしー!」と来年の抱負を語った。

イベントでは司会の元AKB48西野未姫(22)から「跳ばないんですね?」と聞かれるたびに、何度も「ガオー!」ジャンプした。さらに写真撮影時には複数のカメラマンからジャンプをリクエストされ、全ての要求に応えた。「10年たっても、肉体労働は続くなっしーなー。フラフラする」と息を切らして、笑いを誘っていた。

本格活動をスタートした12年当時を振り返った。10年続けるとは「一切」思っていなかったという。「半年くらいで、なしの世界に帰るのかなと思って。意外と皆さん、なしの妖精のことを好きになってくれて、ありがたいなっしー」と感謝。「なしの世界に帰る」時期について聞かれ、「体力的には、今すぐにでも」と苦笑い。「でも、必要とされる限りはやろうかなと思っています」と意欲を示した。以前よりジャンプ力が低下したことを指摘されると、「悔しいけどその通り」と白状して笑わせた。