昨年大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」の全国推計視聴人数が2日、ビデオリサーチから発表された。

全国でどれだけの人が番組を見たかを示す「到達人数」は、午後9時からの第2部で5818・4万人を記録。一度チャンネルを変えてから紅白の視聴に戻った視聴者も、重複カウントされないという。

また、番組の放送時間を通じて平均でどれだけの人が番組を見ていたかを示す「平均視聴人数」は2981・0万人。前回の平均視聴人数3494・7万人から513・7万人減少した。

昨年の紅白の世帯平均視聴率は、第2部で34・3%(関東地区)を記録。2部制となった89年以降でも、視聴率データが残る69年(第13回)を含めても歴代で最も低い数字となっている。