俳優菅田将暉(28)が9日、都内で、主演するフジテレビ系連続ドラマ「ミステリと言う勿れ(なかれ)」(10日スタート、月曜午後9時)の放送前イベントに登壇した。

天然パーマにコンプレックスを持つ、友だちも彼女もいない、カレーをこよなく愛する大学生・久能整を演じた。さまざまな事件に巻き込まれる中、淡々と自身の見解を述べるだけで、謎も人の心も解きほぐしていく役柄について「難しかったです」と率直な感想を吐露。「整君の言う言葉が『全て正解だ』みたいになってしまうことに気を付けながらも、説得力のあるしゃべり方をするのがすごく難しかった」と振り返った。

セリフ量は「今までで一番あった」といい「しゃべりすぎて口内炎ができて、しゃべれなくなりました」と明かした。口内炎対処法は「意外とトマトが効きました」と笑顔で明かした。

「成人の日」に初回放送を迎えることもあり、はかま姿で登場した菅田は、駆けつけた60人の新成人に向けて「ここにいらっしゃるということは、自分の好きな物とか、興味のあるものがあってそこに時間を使って足を運ぶ力がある人たち。なかなかできることではないと思うので、自信を持って好きな物をどんどんほっていってください」とアドバイスを送った。同作の主題歌が4人組バンド・King Gnuの新曲「カメレオン」に決定。ほかに尾上松也、筒井道隆、遠藤憲一、伊藤沙莉が登壇した。【三須佳夏】