NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の13日に放送された第51話の平均世帯視聴率が17・2%(関東地区)だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第39話の17・9%だった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、るい(深津絵里)は、トミー(早乙女太一)の誘いで車に乗って海にドライブにいくことに。いくらデートに誘っても乗ってくれない錠一郎(オダギリジョー)との関係を深めたいベリー(市川実日子)の望みをかなえようと、トミーがダブルデートを計画したのだった。実はそのトミーには隠した狙いがあった。関西一のジャズトランぺッターを決めるコンテストに出ないと錠一郎は言っていたが、その気持ちを変えることをるいに期待していた。トミーはるいと錠一郎を2人きりにする。

るいと、ひとときの時間を過ごした錠一郎はコンテストに出ることを決意する。そしてるいに「もし僕が優勝したら、一緒に東京に行ってくれる?」と言う。