映画「カメラを止めるな!」などで知られる上田慎一郎監督(37)が14日、都内で行われた最新映画「ポプラン」の初日舞台あいさつに出席した。

構想期間は10年で「家出したイチモツを捕まえろ」というテーマで繰り広げられる奇妙でシュールな人間ドラマに仕上げた。18年に大ブームとなった「カメラを止めるな!」とは違ったアプローチで製作にあたったといい「今までで一番自分がにじみ出てしまいました。カメ止めとか(19年の)スペシャルアクターズでは右半身、今回で左半身をみせて。全裸になってもうたなという、こそばゆさがあります」と独特の表現で語った。

映画製作については「何か挑戦がないと撮れないみたいなところはある」と熱く語り「今動いている企画はいくつかあります」と早くも次回作への意欲も口に。今作については「試写会でも色とりどりの感想が出るのが面白いなと思っています。一緒に見た人と語り合いながら帰ってもらえたらうれしい」と話した。

舞台あいさつには、アベラヒデノブ(32)皆川暢二(34)徳永えり(33)も登壇した。