女優森田望智(25)が、TBS系ドラマ「妻、小学生になる。」(21日スタート、金曜午後10時)や、映画「さがす」(片山慎三監督、21日公開)と、出演作が相次いでいる。このほど、日刊スポーツの取材に応じた。

「妻-」では、堤真一(57)演じる主人公の年下上司役を演じる。10年前に亡くなった妻が、小学生に生まれ変わるというファンタジー要素もあるホームドラマだが「もしかしたらこういう世界があるかも? と思えて、自分の生活ともリンクするようなお話です。感情移入もしてもらいやすいと思うので、私も、20代後半の働く女性ってこういうことある! って思ってもらえるキャラクターを演じられればと思います」。

一方「さがす」では、昨年、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で気象予報会社の同僚役だった清水尋也(22)と共演。清水演じる指名手配中の連続殺人犯と何らかの関係がある女性役と、「モネ」とは正反対な役柄を演じ「一緒の人たちに見えないはずです! 同時期に撮影をしていたので、お互いの目つきも違いすぎて…。不思議な感じでした」と笑顔を見せた。

19年と昨年にNetflixで配信の「全裸監督」シリーズで、ヒロインのAV女優黒木香こと佐原恵美役を、“体を張って”熱演したことで注目を集め、「モネ」でさらに知名度が上がった。昨年はデビュー10年の節目でもあったが「全裸監督では海外の方から反応をもらったり、朝ドラではおばあちゃん世代の方に知っていただいたり、こんなに可能性が広がるんだと感じた1年でした」。

新たな年を迎えて「こうして役をいただけているのは奇跡。1つ1つの役を大切に演じて、どんな役としても生きられてるよねと認識されるように、頑張ります!」とさらなる飛躍を誓った。【大友陽平】

◆森田望智(もりた・みさと)1996年(平8)9月13日、神奈川県生まれ。11年に芸能活動を開始。映画は17年「一週間フレンズ。」、ドラマは20年にTBS系「恋する母たち」、昨年はテレビ朝日系「言霊荘」などに出演。163センチ。血液型O。