落語家の春風亭昇太(62)が、新型コロナウイルスに感染したことを19日、会長を務める落語芸術協会の公式サイトなどで発表した。

昇太は同日、自身のブログでも「コロナ感染」のタイトルで「お騒がせしております。新型コロナウィルスに感染してしまいました」と報告した。

昇太は続けて「17日に喉の調子が悪くなったのですが、今の時期はお正月から高座数の多さで、毎年のように使い過ぎでノドを痛めるものですから今回もそうだろうと思い、まずは自宅で抗原検査キットを使って調べました。すると陰性が出たので、安心して病院に行ったのですが、念のために検査していただくとPCR検査の結果陽性が判明しました」と経緯を記した。

現在の症状について「今のところ喉の違和感だけで熱も無く、味覚も食欲もありますが、医療機関の指示の下で自宅療養に専念したいと思います」と説明し、「いろいろな仕事先にご迷惑をおかけしております。申し訳ない気持ちで一杯で、仕事先には分かる範囲でご報告とお詫びのメールをしていますが、その度に逆に温かい励ましの返信をいただいて感謝しかありません。ありがとうございます。皆さまもどうぞお気をつけ下さい」とつづった。

落語芸術協会によると、昇太は18日に喉に違和感を感じたため、都内の病院でPCR検査を受診。同日出演を予定していた浅草演芸ホール「二之席昼の部」は出演を取りやめた。

昇太は日本テレビ系「笑点」(日曜午後5時30分)の司会を務めているほか、放送中のTBS系ドラマ、日曜劇場「DCU」(日曜午後9時)にも出演している。