20日に放送された沢口靖子主演のテレビ朝日系連続ドラマ「科捜研の女」(毎週木曜午後8時)第10話の世帯平均視聴率が8・3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが21日、分かった。個人視聴率は4・5%。

初回は12・8%、第2話は10・7%、第3話は10・0%、第4話は、9・9%、第5話は10・3%、第6話は9・2%、第7話は9・8%、第8話は10・1%、第9話は10・1%だった(いずれも世帯平均視聴率)。

京都府警科学捜査研究所、通称・科捜研の法医研究員・榊マリコ(沢口)が専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く人気シリーズ。21シーズン目に突入し、現行連ドラとして最多シリーズ記録を更新した。

山中で、和楽器の鼓を抱えたスーツ姿の男性の遺体が見つかった。マリコは、被害者の頭部に爪あとのような謎の引っかき傷が残されているのを発見する。

まもなく、被害者の身元は暴力団のフロント企業社員・才賀春樹(小堀正博)と判明する。鼓は区民会館の備品であることがわかったほか、付着していた指紋から所轄署の生活安全課係長・高安順二(林家正蔵)が浮上する。

土門薫刑事(内藤剛志)らが高安を訪ねたところ、彼は署ではなく区民会館におり、羽織はかま姿で傘回しを披露しながら、高齢者を相手に特殊詐欺被害などの注意を呼びかけていたという。