歌手氷川きよし(44)が21日、所属事務所の公式サイトなどで、年内いっぱいで歌手活動を一時休止することを発表した。

公式サイトでは「この度、氷川きよしは2022年12月31日をもちまして一旦歌手活動をお休みさせていただくことをご報告申し上げます。これまで氷川きよしを22年間応援してくださったファンの皆様、ご支援くださった関係者の皆様に心より感謝申し上げます」と報告した。

活動休止の理由については「2000年2月2日にシングル『箱根八里の半次郎』でデビューして以来、22年間歌い続け、走り続けて参りました。ここで一旦お休みをいただき、自分を見つめなおし、リフレッシュする時間をつくりたいという本人の意向を尊重しこの様な決断に至りました」と説明。期間などについては「お休みの期限は特に定めておりませんが、お休みに入るまで約1年ございます。コンサートツアー、6月からの劇場公演等で皆様にお会いできるのを楽しみにしております」としている。

所属事務所は「今後とも氷川きよしへの温かいご支援、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます」と結んでいる。

氷川は00年2月「箱根八里の半次郎」でデビュー。同年「NHK紅白歌合戦」に初出場した。

★氷川(ひかわ)きよし 1977年(昭52)9月6日、福岡市生まれ。00年のデビュー曲「箱根八里の半次郎」が大ヒット。日本レコード大賞最優秀新人賞受賞。曲中の歌詞「ヤだねったら、ヤだね」が01年の新語・流行語大賞でトップテン入り。00年から21年まで「NHK紅白歌合戦」に22年連続出場。06年「一剣」で日本レコード大賞受賞。02年のNHK連続テレビ小説「まんてん」で俳優デビュー。178センチ、血液型A。