出演者に新型コロナウイルス感染者が出たため、11日の初日が延期となっていた俳優稲垣吾郎(48)主演のミュージカル「恋のすべて」(東京建物Brillia Hall)が13日、初日を迎える。

同作は、演出家の鈴木聡氏が稲垣と7度目のタッグを組み、音楽監督に青柳誠氏を迎え、「恋と音楽」シリーズから続く大人のミュージカル・コメディーだ。

稲垣は「鈴木聡さんのお芝居は、僕にとってはお仕事とは思えないほど楽しくて、自分へのご褒美みたいな感じです。お芝居をしている間は、甘くキラキラした夢の中にいるみたいな感じがします。そんな世界をみなさんにも劇場で楽しんでいただけたらと思います」とコメント。

鈴木氏は「粋な大人のミュージカルができました。キーワードは『スウィング』。音楽もスウィングだけど、登場人物の心も揺れ続けます。ドラマも笑いもいい歌もたっぷり。吾郎さんをはじめ6人の俳優陣がほんと魅力的。自信作です。ぜひ観てください」と呼び掛けた。

開催は27日まで。