NHK前田晃伸会長が3日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、放送事業の発展や放送文化の向上に功績があった人を表彰する「第73回日本放送協会放送文化賞」の受賞者を発表した。

歌手で俳優の美輪明宏(86)は、「NHK紅白歌合戦」初出場となった12年から4年連続で出場。大河ドラマ「草燃える」や「義経」、連続テレビ小説「花子とアン」では語りを務めた。Eテレ「にほんごであそぼ」や「美輪明宏 愛のモヤモヤ相談室」など多彩な活躍が評価された。

ほかに名城大理工学部教授都築愛一郎氏(66)、舞踊振付家花柳糸之氏(83)、ブロードキャスターのピーター・バラカン氏(70)、NPO法人日本障害者協議会代表藤井克徳氏(72)、スポーツジャーナリスト増田明美さん(58)も受賞した。