水谷豊主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season20」(水曜午後9時)第18話が9日に放送され、平均世帯視聴率が13・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、速報値)だったことが10日、分かった。平均個人視聴率は7・6%だった。

第1話は15・2%、第2話は14・5%、第3話は12・6%、第4話は13・3%、第5話は13・3%、第6話は11・0%、第7話は15・0%、第8話は11・2%、第9話は12・2%、第10話は13・4%、第11話は14・5%、第12話は12・4%、第13話は12・8%、第14話は12・1%、第15話は12・7%、第16話は13・6%、第17話は13・3%だった。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京が、相棒と事件解決に挑む人気シリーズ。「season14」から、相棒として組んできた反町隆史演じる冠城亘のコンビ。反町はseason1~7の第9話まで演じた寺脇康文の出演回数124回を上回る、歴代最多出演本数を更新。コンビ最長という記録を更新したこのタイミングで、「season20」の放送が終わる3月をもって卒業する。

ナイフを手にした女の前に立ちふさがった瞬間、亘が胸を突き刺される。36時間前、警視庁では、AIの活用や事件の防止に関する研修が行われていた。その帰路、街を歩いていた右京と亘は、踏切前でうつろな目をした女性を見掛ける。

気になった2人は、女性を見守ることに。すると、マキ(太田莉菜)という女性が、「千里一歩(せんり・かずほ)」というペンネームで、手作り詩集の路上販売を始めた。そこに、カタギとは思えない風体の男が近づいてくる。聞き耳を立てると、その男は出所間もないヤクザ者だった。右京は、民事不介入を訴える亘を説得し、マキを尾行する。彼女が血相を変えて手にした雑誌には、KAZHO(篠原真衣)という気鋭のデザイナーの特集記事が掲載されていた。

詩集を売る女性と気鋭のデザイナーの関係性とは!? 亘は、誰に、なぜ刺されてしまうのか…