特発性大腿骨頭壊死(だいたいこっとうえし)症を患い人工股関節を入れる手術を受けた、お笑いコンビ千原兄弟の千原ジュニア(47)が23日、トークライブ「チハラトーク」を開催し、術後初めてファンの前に姿を現した。

やや右足を引きずりながらも、つえなしで登場すると「もうね、やっと終わりました。私事ですが」と報告。会場からは大きな拍手がわいた。相方で兄のせいじから「すごい憧れやねん。サイボーグ化している」とうらやましがられるとビンタをかますなど、元気な姿をみせた。

約1時間の1部ではほとんどをジュニアの手術について費やし、舞台上でせいじに約10センチほどの手術跡をみせ「非常に経過はよいです。これでもう完治。(手術で)切った痛みだけ」と現状を明かした。

その後、人工股関節のレントゲン画像や、壊死(えし)し、取り出した股関節の画像も披露した。

ゲストには入院中のラインのやりとりをYouTubeで取り上げたTKO木下隆行がかけつけた。花束をジュニアに渡した木下は、2年前に所属事務所を退社してから初めて観客の前に姿を現した。