フリーアナウンサー加藤綾子(36)が、4月6日放送の「ホンマでっか!?TV 2時間SP」(午後9時)で、番組アシスタントを卒業することが25日、発表された。2009年(平21)10月の番組開始から12年半にわたり、司会の明石家さんま(66)のパートナーを務めた。

先に行われた収録では、2時間スペシャルということで「食欲が止まらない!食いしん坊」&「最初の5年が踏ん張りどころ!まだまだ新婚夫婦」という人生の2大相談がテーマ。

トークの途中でさんまが「加藤が今日で『ホンマでっか!?』を卒業…」とコメント。すると、スタジオは「ええええーーー」と、悲鳴にも近い驚きの声が上がった。パネリストのブラックマヨネーズの小杉竜一は「ウソやろー」、吉田敬は「結婚も、ほんまに何にも(事前に)教えてくれませんね」。島崎和歌子は「え~、なんで…。もう会えなくなっちゃうの~」と涙を流し、目をハンカチでぬぐった。

12年半前に入社1年半で加藤が抜てきされた時は24歳だった。チャーミングなキャラクターと、大御所芸人のさんまに対しても、物おじすることなく笑顔で進行に徹する姿が話題を呼んだ。

加藤が卒業の理由を「さんまさんの隣って…」と話し始めると、さんまは「やめる理由は、俺が…かい!」と、興奮気味にツッコミ。さんまは「テレビ史上初めてのこと」をやってみたかったと説明したが、加藤は「それは危険だなと思った」と明かした。ハンカチで涙を拭いていた島崎らスタジオのメンバーも「確かにやめたほうがいい!」と納得してしまった。

後任は18年入社の井上清華アナウンサー(26)。“ポストカトパン”として、加藤が在籍時にメインキャスターを務めた「めざましテレビ」で、昨年4月からメインキャスターを務めている。