NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第105話が30日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、ハリウッド映画「サムライ・ベースボール」のメインキャラクターに推薦したい、というアニー(森山良子)からの度重なるオファーを、虚無蔵(松重豊)が断り続けていることを知り、ひなた(川栄李奈)はあぜんとする。必死の説得もむなしく、その場を立ち去ろうとする虚無蔵。すると、その前に五十嵐(本郷奏多)が立ちはだかる。虚無蔵が本当の侍だとさらに説得する。するとアニーも土下座する。そして虚無蔵と五十嵐はハリウッドのスタッフの前で殺陣を披露する。スタッフは完ぺきだと絶賛し、虚無蔵の出演が決定する。アニーはひなたが差し入れした回転焼きを割り、中のあんこの味を確かめ、感慨深い表情を見せた。

一方、五十嵐とひなたは2人で飲みに出掛ける。五十嵐は映画スタッフのコスチューム担当のデイジーと結婚するつもりだと、ひなたに告げる。

アニーの回転焼きを食べる様子に、ネットも反応した。「アニーさん」がツイッターでトレンド入りした。

「今全人類が回転焼きの行方を気にした」「先に小豆だけ味見するアニー」「ようやくアニーさんが回転焼きを!」「あんこでわかるのか ドキドキ」「『ひなた』の名前にもフラグが立ってたアニー」とツイッターにはコメントが並んだ。

アニーは安子(上白石萌音)なのか、そうではないのか、まだはっきりせず、今後の展開が注目される。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。