窪田正孝(33)主演で19年と21年にフジテレビで放送された連ドラを映画化した「劇場版 ラジエーションハウス」(鈴木雅之監督、29日公開)の完成披露試写会が4日、都内で行われた。

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窪田演じる、診療放射線技師と放射線科医という裏方の活躍に焦点をあてた医療エンターテインメント。窪田のほか本田翼(29)広瀬アリス(27)山口紗弥加(42)遠藤憲一(60)浜野謙太(40)矢野聖人(30)鈴木伸之(29)八嶋智人(51)和久井映見(51)ら、レギュラーメンバーが勢ぞろいした。

窪田は「みなさん、ありがとうございます。昨年の夏から半年間かけて、ドラマと映画を作りました。メンバーの仲の良さが映像に詰まっている作品です」。鈴木監督も「コロナ禍の中でできた作品です。放射線技師の仕事をメインに描いていますが、コロナと闘う医療関係者のみなさんと同じ境遇だと思います。そんなエールも感じてもらえれば」とあいさつした。

ドラマ2作品に続いての劇場版とあって、メンバーは和気あいあい。舞台あいさつ前から、控室での笑い声が漏れていた。広瀬は「このメンバーはめちゃくちゃ仲が良くて。でも、ハタからみるとおもしろくないのかもしれません」。

イベントでは、物語にちなみ新しい発見について語った。窪田は「家に観葉植物があるのですが、ポジティブな言葉で話し掛けると早く花が開くんです」。本田は「スムージーを飲むと、朝が気持ちいいです」。山口は「40歳にして、客席に紗弥加ちゃんという、キラキラのカードを発見しました。泣きそうです」と喜んだ。

最後に窪田は「ファンの皆さんが応援してくださったので、映画まで到達できました。1つのコンテンツをみんなで見て、笑いあったりすることがすごくうれしいです」と語った。