舞台「銀河鉄道999 THE MUSICAL」(東京・日本青年館、8日初日)の公開ゲネプロが8日、同所で行われた。今作は「劇場版 銀河鉄道999」をモチーフとし、漫画やアニメでは語られなかったキャラクターの過去にオリジナルストーリーを加えて、限りある命と永遠の命について描く。

主人公の星野鉄郎を中川晃教(39)メーテルを花總まり(49)がそれぞれ演じる。メーテルは昨年12月に急逝した神田沙也加さん(享年35)が演じる予定だった。ほか、佐藤流司、北翔海莉、三浦涼介らが出演。脚本・歌詞は高橋亜子氏が手掛け、音楽監督はゴダイゴのミッキー吉野が務める。

初日を前に、中川は「ミュージカルということで、身の引き締まる思いと、いい作品にしたいという情熱と、どちらも入り交じって挑戦させていただいています」、花總は「足りない時間の中で、一生懸命この作品と向き合い、キャスト一同、力を合わせてつくってまいりました。神田さんの思いを乗せて、自分なりのメーテルを届けられればと思います」とのコメントを寄せた。