今夏の参院選出馬を表明した生稲晃子氏(53)が、株式会社田谷の社外取締役に内定したことを21日、同社が発表した。6月の株主総会での決議を受けて、正式に就任予定という。

美容室チェーンなどを展開する同社では、昨年から女性役員の登用を検討していたという。生稲氏が女優などタレント活動の一方で、国が推進するさまざまなプロジェクトへ参画していることや、カウンセラー資格をいかした活動などを評価。同社は「経験と優れた人柄、見識を有している同氏に、社会貢献の観点から助言をいただくことのほか、消費者としての観点からも助言をいただけるものと判断し、監査等委員である社外取締役候補者といたしました」とした。

生稲氏は「長年、美容業界をけん引されてきた田谷さんとの出会いに胸を躍らせています。これまでの芸能活動や政府の仕事から得てきた、人と人との触れ合いの大切さを基本に、美容室の利用者として、また女性の立場からの視点で、さまざまな助言や提案をさせていただきたいと思っております」とコメントした。

生稲氏は今月6日に、今夏の参院選東京選挙区に自民党から出馬することを表明したばかりだ。