元HKT48の兒玉遥(25)が29日、都内で、舞台「フラガール -dance for smile-」(14日初日、東京・新国立劇場中劇場)の稽古シーン公開に出席し、合同取材に応じた。

同作は06年公開の大ヒット映画の舞台化で、19年、昨年と上演。2度目の再演となる。日向坂46潮紗理菜(24)が主演、元℃-ute矢島舞美(30)らが出演する。舞台版オリジナルキャラクターを演じる元HK48兒玉は、「私1人だけ恋愛の要素が絡んでいるんです。愛情表現とか、愛はパワーだよ、っていうのをお芝居で届けたいです」と宣言した。

元NMB48太田夢莉(22)はじめAKB48鈴木くるみ(17)道枝咲(18)らと共演する。14歳だった11年7月にHKT48に加入し、AKB48の選抜メンバーでも長く年少組だった兒玉も「48グループを卒業して、今回もたくさん共演していて。今回、私が一番お姉さんなんです。びっくりして現実を受け入れられなかったんですけど、フレッシュさも吸収して負けないように頑張りたいです!」と誓っていた。

劇中ではフラダンスにも初挑戦。「アイドルとしてダンスもしていたし、正直『楽勝っしょ』と思っていたんですけど、ナメてかかっていたら、めっちゃ難しくて。1人だけ鏡の前で気持ち悪い動きしていて。今は焦って必死に練習中です」と告白。「本番は自信を持って立てるように頑張ります」と意気込んだ。

同作には久保田創、細貝圭、有森也実、劇団4ドル50セント岡田帆乃佳、本西彩希帆、立野沙紀、久道成光らも出演する。総合演出は河毛俊作氏、構成演出は岡村俊一氏が担当。上演は5月14日から23日まで、全11公演を予定。