BTSが6日、メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領から招待され、大統領官邸がある国立宮殿を訪れた。韓国メディアが報じた。シェインバウム氏は6日、定例記者会見で「BTSが官邸を訪問する」と自ら明かした。また「官邸のバルコニーを開放し、市民とあいさつを交わす時間を設ける」とも伝えた。
その言葉に、メキシコシティの国立宮殿前のソカロ広場には5万人のファンが集まった。韓国のテレビ局JTBCは8日「大統領のメッセージがあった5時間後には、広場に5万人の観衆が集まった」と報じた。
実況中継したメキシコのニュース専門チャンネル・エネマスは「本当に大変なことになった。ファンはもっといい場所を求めて前に走っている。今、大統領の隣にBTSメンバーが並んで立っている姿が見えます」と叫ぶようにリポートした。
スーツ姿で表敬訪問したBTSメンバーが、民族衣装に身をまとったシェインバウム氏と一緒にバルコニーに姿を現すと、5万観衆から悲鳴に近い歓声が起きた。メンバーはそれぞれ手を振って、声援に応えた。
V(ヴィ)はスペイン語で「私はスペイン語がうまくはないけれど、話してみます。ここのARMY(アーミー、公式ファン名)は本当に素晴らしいです。また会いましょう。アディオス(さようなら)」と、マイクを使って5万観衆に向けて話した。隣にいた同大統領は「来年、また来るように(BTSに)言っときました」と話した。
シェインバウム氏は定例会見で「BTSの音楽は、常に友情と平和、愛のメッセージを伝えている」と言及し、高く評価した。韓国公営放送MBCは「同大統領は、1月にBTSのメキシコシティ公演のニュースが伝えられた際にも『歴史的な瞬間』と表現し、歓迎の意を示したことがある。特に、現地の若い世代が長らく待ち望んでいた公演であることを強調し、期待感を高めていた」と報じた。
BTSのメキシコシティ公演は、経済効果の面でも大きな関心を集めている。同市商工会議所は、今回の公演により約1億750万ドル(約168億円)規模の経済効果が生まれると見込んでいる。
MBCはまた「メキシコでの熱い人気は、各種データでも確認できる。グローバル音楽配信プラットフォームSpotifyが昨年公開したデータによると、メキシコは世界で5番目にK-POPの消費が多い国。その中でBTSは、最も多くストリーミングしたアーティストとして集計された」と伝えた。
メキシコシティの「Estadio GNP Seguros」でのコンサートは、7日と9日、10日の3日間、13万6000枚のチケットが、前売り直後に完売している。



