阿部サダヲ(52)が7日、都内で行われた主演映画「死刑にいたる病」(白石和彌監督)公開記念舞台あいさつで自らの左手薬指爪が天海祐希に見えてきたと吐露した。

共演の三代目 J SOUL BROTHERS岩田剛典(33)に「邦画史に残るサイコキラー」と評された、爪に執着する連続殺人犯を演じた。「撮影が終わると爪を見るようになって…天海祐希さんに見える。見てごらん」とダブル主演の岡田健史(22)に見せた。岡田は凄惨(せいさん)な場面も多い今作の試写を3回連続で見て、阿部から「『狂ってるね』と言われて」と笑いながら振り返った。