ダチョウ倶楽部の元メンバーで電撃ネットワークの南部虎弾（70）が、亡くなった上島竜兵さんをしのび、ビールの缶を頭部にくっつける得意のパフォーマンスを涙ながらに披露し、献杯した。
南部は11日、自身のYouTubeチャンネルを更新。同日の早朝に関係者からの電話で上島さんの死を知らされたといい、「驚きも何も、あぜんとしてしまいました。今もずっと、あぜんとしています」と心境を述べた。
ダチョウ倶楽部で活動をともにした当時の上島さんについて「とにかく優しくて優しくて、いつも気ばっかり使っている子でした。ダチョウの中では一番優しくて、自分がダチョウを“ハブンチョ”になったときも、いつも『申し訳ない』という顔をして…」と回想。また、ある日に遭遇した際には、一緒にいた志村けんさんに「この人のおかげで今、こういうふうになったんだよ」と紹介されたといい、「相変わらず優しいやつだなと思った」としのんだ。
「俺の中ではずっと最高のやつです」と南部。「1回も君の前では…」と、涙をこらえきれず言葉は続かなかったが、ポケットから取り出した缶ビールを頭部にくっつけ、手にしたコップに注ぐと、「お前の竜が、空に飛んで行きますように。献杯」と悼んだ。
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