歌手川野夏美(41)が15日、都内でギターの弾き語りライブに初挑戦した。

コロナ禍のおうち時間に練習を始めたギターにのめり込み、ライブを実現。タイトルも「弾き“たがり”ライブ」とした。川野は「まだ弾き語れるほどのレベルではないのですが、お客さまに見ていただくことでおしりに火を付けて、上達していこうという企てです。とてもうれしいです」と笑顔で話した。

この日は、新曲「空席」のほか、小学生の時に初めて買ったフォークソングのオムニバスCDに収録されていたイルカの「雨の物語」など16曲を弾き語りで披露。選曲について「弾けそうなコードのものを選びました。自分が好きな昭和の歌謡曲、フォーク、あこがれの人たちの歌などです」と語った。

「コロナ禍で歌う場がない、お客さんに会えないという時も、練習のおかげで後ろ向きにならずに済んだ」とギター愛を語り、「こんなに早くライブができると思わなかった。やる気に満ち満ちております」。1日8時間練習する時もあるという。「指の痛みにも慣れてきました。指先が硬くなってきて、そういう変化もうれしい。ギタリストっぽくない? って。究極のポジティブです」と話していた。