歌手の矢沢永吉(72)が16日、TBS系音楽特番「音楽の日 2022」(午後2時)に初出演した。

矢沢の出番前、総合司会の安住紳一郎アナウンサーは「スタジオ中が何か緊張に包まれていますね」。江藤愛アナウンサーは「今年デビュー50周年。矢沢永吉さんのステージです」と紹介した。

矢沢は「ラスト・シーン」「チャイナタウン」「黒く塗りつぶせ」を披露。圧倒的なステージに、スタジオからは大きな拍手が上がった。

歌唱後、「ロッケンロール」とさけんだ矢沢は、安住アナが近寄ると、深々とお辞儀。「ありがとうございました」と感謝を口にした。

安住アナから「なんですか! ステージ、パワー、色気、声、変わらないじゃないですか」と振られると、矢沢は「ありがとうございます」。

デビューからの50年を「あっという間だったですね」と振り返った。安住アナから「そんなわけはないんじゃないですか」と問われると、矢沢は「いやーもう。あっという間でしたね。やってやってやりまくったら、50年になりました」。

安住アナから「もう今ね、ファンの皆さんが身もだえしていると思いますよ」とマイクを向けられると、矢沢は「え、もうあの、ドームで会いましょう」と呼びかけた。

さらにデビュー60周年、70周年があるのでは、と問われると、「無理だと思います」と弱音を吐いて笑わせつつ「いつくらいでしたかね、歌えるまで歌えたらいいなーと思いましたね」。

同局系音楽番組に出演するのはおよそ25年ぶりとなったことについて矢沢は「それはよくないですねー」。安住アナが「じゃあ、毎年来てくださいよ」とつっこむと矢沢は「呼んでください! よろしくお願いします!」と応じた。安住アナは「ほんとですか!」と驚きつつ「口約束怖いですよ」と喜んでいた。