永野芽郁が主演を務めるTBS系連続ドラマ「ユニコーンに乗って」(火曜午後10時)第9話が30日、放送され、平均世帯視聴率が7・6%(関東地区)だったことが31日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・2%だった。

第1話は8・7%、第2話は8・3%、第3話は7・8%、第4話は8・2%、第5話は7・8%。第6話は7・0%、第7話は7・5%、第8話は8・2%だった。

同作は、永野演じる成川佐奈がCEOを務める教育系スタートアップ企業が舞台。仕事に恋に奮闘しながら、夢に向かって真っすぐ生きる主人公たちの成長を描く“大人の青春”ドラマ。脚本家・大北はるか氏による完全オリジナルストーリー。西島秀俊、杉野遥亮、坂東龍汰、前原滉、青山テルマ、広末涼子らが出演する。

第9話で、念願の「スタディーポニーキャンパス」ローンチの喜びもつかの間、佐奈は、早智(広末涼子)から、ドリームポニー買収を持ちかけられた。佐奈は大切な会社を手放すことなど考えられず、困惑した。功(杉野遥亮)と栗木(前原滉)も同じ思いであることを確認し、買収の話を断ることになった。しかし、早智の「もっと先の未来は想像できているか」という言葉にひっかかりを感じていた。

一方、父・征一(利重剛)の会社が、顧客情報流出トラブルに見舞われたことを知った功は、父の助けになりたいと願い、あるスタートアップ企業が開発した最先端のセキュリティーシステムの導入を提案。しかし父にむげに却下され、旧態依然とした大企業の姿勢にもどかしさを感じていた。

佐奈と功はそれぞれモヤモヤを募らせた。しかし2人は、小鳥(西島秀俊)の助言もあり、互いの悩みに共通点を見いだした。そして解決に向けて道を切り開くことを決意。2人の決断が、ドリポニとそれぞれの運命を大きく動かしていくことになった。