橋本愛主演の日本テレビ系ドラマ「家庭教師のトラコ」(水曜午後10時)第7話が8月31日、放送され、平均世帯視聴率が5・5%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べでわかった。

平均個人視聴率は3・0%だった。

第1話は平均世帯7・5%、個人4・3%、第2話は平均世帯7・0%、個人4・3%、第3話は世帯平均が5・4%、個人3・1%、第4話は世帯平均5・6%、個人2・9%、第5話は世帯平均5・0%、個人2・7%、第6話は世帯平均6・1%、個人3・6%と推移している。

11年放送の同局「家政婦のミタ」などで知られる遊川和彦氏のオリジナル脚本で、橋本は「同期のサクラ」(19年)、「35歳の少女」(20年)に続く3作目の同氏の作品出演となる。謎多き家庭教師・トラコ(橋本)が、異なる事情を抱えた3組の親子を成長に導くヒューマンドラマ。橋本演じる伝説の家庭教師・根津寅子は、高卒でコスプレが趣味で無愛想…保護者とのやりとりは東大出身の秘書・福田福多(中村蒼)にすべて任せきり。しかし、どんな生徒も必ず第1志望に合格させる。

第6話ではトラコ(橋本愛)と連絡が取れない-。里美(鈴木保奈美)のアパートに集まった真希(美村里江)と智代(板谷由夏)は、3人とも同じ状況であることに驚く。今までトラコが無断で休んだことはなく、体を壊したのではないかと心配するが、トラコがどこに住んでいるのか、家族はいるのか…。母親たちは何も知らない。

その頃、福多(中村蒼)のマンションでは、真希たちからの電話を無視するトラコが次のステップに進むため、「そろそろ例のこと伝えて」と福多に指示する。気が進まない福多は「お前がやろうとしてることって、あまりにも過激だから」と、5年前のトラコとの再会を思い出す…。