ハリウッドの象徴として観光客にも人気の、ハリウッドの丘の上に立つ「HOLLYWOOD」の巨大看板が、来年の100周年を前にお色直しされることが分かった。

映画の都ハリウッドを見下ろすようにたたずむ高さ14メートルの看板は、1923年に当時の住宅開発の名称「HOLLYWOODLAND」の不動産広告として設置されたもので、1949年にハリウッド商工会議所が「LAND」の4文字を取り除いて現在の「HOLLYWOOD」になった。

地元メディアによると、看板はこれまで何度か修復されており、最後にペンキが塗りなおされたのは2012年だったという。10月3日から10人の作業員が高圧洗浄後に約1500リットルの下塗り剤とペンキで塗りなおす作業を始め、8週間ほどで完了する見通しだという。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)