岡田准一(41)と坂口健太郎(31)が22日、東京・丸の内TOEIで行われた主演映画「ヘルドッグス」(原田眞人監督)公開記念舞台あいさつに登壇。劇中では相性が98%と最も高いから組んだバディを演じながら、実際の2人の相性は25%と低いことを自ら“暴露”した。

観客から「98%という相性の、残り2%足りないのは何だったのか?」と聞かれると、2人は檀上で話し合った。岡田が「真理だよね? 100%はないという」と投げかけると、坂口は「そうですね」と答えた。その流れで、坂口は「僕…でも、岡田さんと宣伝(で取材を)していただく中で、相性診断を、よくやっているんですけど、すっごい低いんですよ。毎回、低くて」と苦笑した。

すると、岡田も「本当は25%くらい…。相性診断、合わないよね。(相性診断で選択する)Aか、Bかっていうのも全然、合わない」と自ら明かした。司会のタレント奥浜レイラが「伸びしろしかないですね」と絶妙なフォローを入れると、岡田も「そうですよね」と、うなずいた。

「ヘルドッグス」は、作家の深町秋生氏の小説が原作。兼高昭吾(岡田)は警察官時代に、愛する人が殺される事件を止めることが出来ず、復讐(ふくしゅう)のためだけに生きてきた。その、どう猛さゆえに警察に目をつけられ、関東最大のヤクザ「東鞘会」への潜入を強要される。任務は、組織の若きトップ十朱義孝(MIYAVI)が持つ“秘密ファイル”の奪取。警察の調査で、相性が98%と最も高かった、死刑囚の息子でサイコパスなヤクザ室岡秀喜(坂口)と接触、バディを組むと、2人は猛スピードで東鞘会の中で上り詰めていくが、想像も出来ない事態、事件に東鞘会は巻き込まれていく物語。