歌手リアーナ(34)が、来年2月に米アリゾナ州グレンデールで開催される第57回スーパーボウルのハーフタイムショーでパフォーマンスを行うこと決まった。公式スポンサーのアップルミュージックと主催するNFL、プロデュースを担当するレコードレーベルのロック・ネイションが、リアーナがヘッドライナーを務めることを発表した。リアーナ自身も、ピリオドだけのコメントとともに象徴的なタトゥーが入った右手でNFLの公式フットボールを垂直に持つ写真を自身のインスタグラムに投稿し、さりげくハーフタイムショーでヘッドライナーを務めることを公表した。

ロック・ネイションを率いるジェイ・Zは、「リアーナは世代を超えた才能の持ち主で、貧しい環境に生まれ育ちながら、あらゆる場面で期待以上のことをしてきた。バルバトスという小さな島で生まれ育ち、史上最も有名なアーティストの一人となった人物」と起用の理由を説明している。

リアーナは2018年に、人種差別への抗議として試合前の国歌斉唱を拒否してNFLを追放された元49ersのコリン・キャパニックへの支持を表明し、翌年のスーパーボウルへの出演オファーを拒否したことを明かしていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)